首都圏の電気工事も続きましたが、ようやく
地元の工事も忙しくなり始めました。

一月は、温泉施設の電気工事でハンドホール
を埋め込んだり配電盤、制御盤の施工を行い
ましたが、二月に入り新築の空調機の準備と
して事前工事をしてきましたので、ブログに
記載します。

木造では、まず冷媒管とドレンの埋設配管を
行いまい。通常隠ぺい配管は左出しとなる為
室内機取り付け場所の左下隅より5センチ内
側の位置に冷媒管を室内に向かって、接続寸
法分出しておきます。
渡り線も、必要分折り重ね冷媒管にビニール
テープで縛ります。

(渡り線を丸めないで折り重ねて処理しておく
事で、ボードを貼る時に邪魔にならない配慮
も必要です。)

ドレンは、基本的に左でも右でもかまいませ
んが、私は、PV管と冷媒管を同一のサドル
で止められるので通常は、左配管で行い冷媒
管の取り出しより約5センチ下に25のVP
管の先を固定し約1メートル下げそこに25
-20のレリューサー(異型ソケット)を取り
付け20のVP管にサイズダウンしています。

こうする事により、本体付属のドレンを簡単
に押し込むことができます。

そして、ドレンの保温は基本的にLからエル
ボの横引き部分のみを行っています。

冷媒管もドレン管も2階から1階に下ろすに
は、大工さんに確認して木材を削って行いま
すが、冷媒管は2階より丸まった状態で必要
な長さを下ろします。ドレン管は必要があれ
ばバーナーであぶり、曲がりを作ります。

(通常は、冷媒管も渡り線も延ばしてから行い
ますが2階から1階へ冷媒管を下ろす時のみ
丸めた状態で行います。これは木造の梁を通
す時に冷媒管のアールをうまく利用するため
です。)

こうしてとりあえず、床下か室外機の場所に
冷媒管、ドレン管、渡り線を出しておくと、
とりあえず安心です。

続いてRC(鉄筋コンクリート)の場合ですが
、図面から機器の位置と配管の経路を広いス
リーブと吊り金物の準備が必要となってきま
す。

スリーブ(配管用の穴)を作るには、ボイドと
ウェブレン(ボイドを鉄筋に固定する鉄筋枠)
が必要です。ウェブレンは100パイ以上の
換気ダクトをつくるボイドには必ず必要なり
ます。

ボイドは、壁厚や梁厚より5ミリ短くシェイ
パーあたりで切断し両端にガムテープを貼り
コンクリートの流れ込みを防ぎます。

梁は、腹筋が入ったら取り付けますが梁のサ
イズ1/3を越えるボイドのサイズは違法と
なるので注意が必要です。(50センチの梁寸
には175センチではなく150センチのボ
イドしか入れられません。)

ボイドはコンパネ側を、くぎで数箇所、打ち込
み棒等を使用し固定します。ウェブレンや短い
鉄筋棒でハッカーを用いて結束線で縛り、ボイ
ドがコンリート流し込み時に動かないよう固定
します。

(打ち込み棒は、鉄筋の中でハンマーが振れな
い為に使用しますが、間に合わなければ現場
に転がっている短い鉄筋を利用してもよいで
しょう。)

その後は、吊りボルト用のインサートを打ち
込んでおきますが、くたいが完成してインサ
ートの位置がずれた場合はアンカーで調整し
ます。

一番の重要箇所は、梁へのボイド取り付けで
すが、何度も足を運ばないように鉄筋工さん
との交流(打ち合わせ)が不可欠だと思います。